ERPベンダー大手のIFSは、ビジネスアプリケーション「IFS Applications 7.5」にプロジェクト受注型ビジネスに関する機能を強化した。
スウェーデンのERPベンダー大手であるIFSは10月17日、ビジネスアプリケーション「IFS Applications 7.5」を新たに機能強化した。NEC、日本ユニシス、日本IBMなどのチャネルパートナーを通じて販売される。
同製品はコンポーネントベースで開発されたSAO指向のERPパッケージ。最新版では、プロジェクト管理、契約管理、設備資産管理などプロジェクト受注型ビジネスに関する機能を強化した。プロジェクトの開始から終了までの業務プロセスを支援し、ライフサイクル全体を管理できるようになったほか、プロジェクトごとの予算立案や複数パターンの予測、より精度の高い予算管理が可能になった。
「販売契約管理」では、契約番号の設定が可能になり、契約データのコピー機能や請求書上の顧客住所を選択する機能などが追加された。外注依頼から支払いまですべての契約段階を管理する「外注管理」や、リスク低減措置と経過進捗を記録、管理する「リスク管理」なども搭載される。
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