HP、EVAの仮想機能を強化――ボリューム拡張からOS認識まで自動化

日本HPは、ミッドレンジストレージ「HP StorageWorks EVA」の管理ソフトウェアとして「Dynamic Capacity Management」を発表した。ボリュームの拡張/縮小とともに、HDDのフォーマットやOS認識の作業も自動化できるようになる。

» 2007年11月19日 17時51分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は11月19日、ミッドレンジストレージ「HP StorageWorks EVA」の管理オプションソフトウェア「Dynamic Capacity Management」(DCM)を発表した。

 オンラインでストレージボリュームを拡張できるEVAの仮想化機能を強化するもの。DCMを利用することで、ボリュームの拡張/縮小とともに、HDDのフォーマットやOSを認識させる作業も自動化できるようになる。

 対応するOSは、Windows Server 2003。Windows Server 2008にも対応する予定だ。EVA1台あたりのライセンス価格は、56万7000円から。

 また、EVAの導入に必要な最小限のコンポーネントをバンドルした「HP StorageWorks EVA4100 スターターキット」に、146Gバイト 15Krpm HDDをパッケージしたモデルも追加した。

 146Gバイト 10Krpm HDDをパッケージした従来モデルと同額の386万4000円からで提供し、コストパフォーマンスをさらに高めた。

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