NECは、台湾のWiMAX事業者大同電信からWiMAX基地局200システムを受注した。
日本電気は12月6日、台湾のWiMAX通信事業者である大同電信から基地局設備200システムと、基地局設置に伴うシステムインテグレーションを受注したことを明らかにした。
台湾では、今年8月に6社の通信事業者へWiMAX用の周波数免許が交付され、2008年3月から商用サービスが開始される見込み。大同電信は、台湾南部をサービスエリアとして開業準備を進めている。
NECと大同電信は、今年1月から台湾・花蓮市などで医療や行政サービスおけるWiMAX利用の実証実験を行っており、患者を搬送中の救急車からWiMAX網を経由して心拍数や血圧数などのデータを病院へ伝送するトライアルを進めてきた。
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