米Intelの2007年第4四半期の売上高は過去最高となった。しかし同社予測を下回ったため、決算発表を受けて株価は急落した。
米Intelは1月15日(現地時間)、2007年第4四半期および通年決算を発表した。四半期実績では過去最高の売上高を達成した。
2007年第4四半期の売上高は107億ドル、営業利益は30億ドル、純利益は23億ドル(1株当り38セント)となった。対前年同期比で売上高が10.5%増、営業利益が105%増、純利益が51%増となった。主力製品のマイクロプロセッサおよびチップセットの出荷数が過去最高だったことが要因という。
ただし、同社が予測していた売上高の中間値を8800万ドル下回ったため、16日の米株式相場ではインテルの株価が急落し、ハイテク株が売られた。
2007年通年では、売上高が383億ドル、営業利益が82億ドル、純利益で70億ドルを達成した。営業利益は対前年比で45%増加した。
インテルの吉田和正共同社長は16日の記者会見で「日本法人も約10億4500万ドルと四半期の売上高で過去最高を記録できた」と満面の笑みを見せた。
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