自らが駒に SEすごろく大会が開催Weekly Access Top10

巨大な盤面を使ったSEすごろく大会が開かれた。参加者は自らマス目に立ち、実体験を振り返りながら出世を目指した。

» 2008年02月09日 06時00分 公開
[伏見学,ITmedia]

 今週はセキュリティやシステム障害関連のニュースが上位を占める中、第3位にバルマー、「日本のヤフーとの関係を理解し関係を変えることはない」、第8位に夜間取引でヤフー株に買い注文が殺到がランクインするなど、米Microsoftの米Yahoo!に対する買収提案が大きな話題を呼んだ。Yahoo!が米Googleに検索広告をアウトソーシングする交渉を行っているという情報も飛び交っており、引き続き動向に注目していきたい。

 食品問題で波紋を呼んでいる中国では、2月7日に旧正月を祝う「春節」を迎えた。日本でも横浜や神戸の中華街を中心に祝賀イベントが催されているが、来場者から餃子などに対する不安の声もあり、関係者を翻弄(ほんろう)しているという。そんな中、先日とある会社でも正月ムードをほうふつさせるイベントが開かれた。

 日立システムアンドサービスが社内向けに実施した「大双六大会」だ。もちろんただのすごろくではない。2007年末に同社が発売した「SE出世双六」の特大版(横8.5メートル×縦6メートル)で、人間が駒になってプレイするというもの。SEを中心とした5チーム計15人の社員が参加し、「初めてのリリース」や「客先で運命の出会い」といった盤面に書いてあるイベントと実体験を重ねながらゴールを目指した。

セミナールームに広がった「SE出世双六」特大版の盤面さいころもこのサイズ 市販品の「SE出世双六」を見たことのある人はこのサイズに驚くはずだ

 ユニークなのは、大会をサポートするオリジナルのシステムも作られていたことだ。会場前方のスクリーン画面には、チームごとの得点や所有資格などが一覧できる表が投影されたほか、場面に応じてさまざまな効果音も用意されており、同社システム開発者の遊び心を垣間見ることができた。

 同社によると、将来的には全国大会も見据えているという。

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