金融庁は、電子開示システム「EDINET」の機能を強化した新たなシステムが稼働したと発表した。
金融庁は3月17日、電子開示システム「EDINET」の機能を強化した新たなシステムが稼働したと発表した。
新システムでは、財務会計や経営情報などをXMLで記述する標準仕様であるXBRLを有価証券報告書などに導入している。投資家などは有価証券報告書などをダウンロードでき、コンピュータで加工や分析ができる。
EDINETにおいてXBRL形式による財務諸表の提出が企業に義務付けられる。新システムは、上場企業など5000社およびファンドなど3000本の財務情報をXBRL形式で提供する世界最大の開示システムとなる。
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