バリューエンジン、BlackBerryシステム対応の冗長化製品スイートを発売

サーバなどを冗長化する英Neverfailの「Continuous Availability Suite」を発売。BlackBerryにも対応する。

» 2008年05月01日 17時47分 公開
[ITmedia]

 モバイル関連サービスのバリューエンジンは5月1日、英Neverfailが開発したシステム冗長化製品スイート「Neverfail Continuous Availability Suite Ver.5.3.1」を発売した。Windows ServerやBlackBerryサーバにも対応する。

 同製品は、2台のサーバ間で双方の稼働状態を監視し、システムを冗長化できるもの。ハードウェアやOS、ネットワーク、アプリケーションの障害検出や再起動、シャットダウン、サーバ切り替えなどの管理ができ、管理対象のアプリケーションが実施したデータ書き込みの複製も行える。同社では、BCP(事業継続性計画)やDR(災害復旧)向けソリューションとして展開する。

 対応プラットフォームは、MicrosoftのExchange Server 2000/2003/2007、SharePoint Server 2003/2007、Windows SharePoint Service 2.0/3.0、SQL Server 2000/2005、Windows 2000 Server 2000、Windows Server2003、Internet Information Service 5.0/6.0、VMWare Virtual Center 2.0/2.5、IBM Lotus Domino 6.0/6.5/7.0など。

 また、カナダReserch In Motionのスマートフォンシステム「BlackBerry」で端末と社内システムのデータ連携/管理をするためのサーバ「BlackBerry Enterprise Server」のバージョン4.0/4.1にも対応する。

 参考価格は、Exchange Server向けが149万円(シングルCPU構成の場合)、BlackBerry向けが167万9000円(端末50ユーザー、同)。Neverfail Continuous Availability Suiteは海外で約2000社が導入し、国内では国連大学などが利用しているという。

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