日本HP、セキュリティ機能を強化したLTO新製品を発売暗号化と改ざん防止機能を搭載

日本HPは暗号化機能を搭載したテープドライブなどLTO関連4製品を発表した。

» 2008年05月27日 16時56分 公開
[ITmedia]

 日本HPは5月27日、セキュリティ機能を強化したストレージバックアップ向けLTO新製品の「HP StorageWorks LTO4 Ultrium1760 SASテープドライブ」など4製品を発表した。6月上旬に発売する。

 発表したのは、StorageWorks LTO4 Ultrium1760 SASテープドライブの内蔵型および外付け型と、テープオートローダ、ライブラリの「MSL2024 SAS テープライブラリ」。

 StorageWorks LTO4 Ultrium1760 SASテープドライブは、新たに暗号化機能を搭載してセキュリティの強化を実現。2007年9月に発表したフルハイト型「HP StorageWorks LTO4 Ultrium 1840 テープドライブ」と同じ容量ながら、ドライブのサイズをハーフハイトに収め、低価格化も図った。テープオートローダとテープライブラリを組み合わせることで、バックアップ作業を自動化でき、大容量データのバックアップ工数を削減できるという。

 価格は、LTO4 Ultrium1760 SASテープドライブの内蔵型が81万9000円、同外付け型が85万500円、テープオートローダが88万2000円、テープライブラリが115万5000円。

 同時に既存のテープドライブ関連製品の価格を改定し、最大で25%値下げした。新価格は、LTO3 Ultrium920 SAS テープドライブ(内蔵型)が48万3000円(16%値下げ)、StorageWorks DAT160 SASテープドライブ(内蔵型)が13万6500円(17%値下げ)、LTO3 Ultrium 800Gバイト RW データカートリッジが1万8900円(25%値下げ)となっている。

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