飲食店の従業員研修を携帯電話で――プロントが導入

プロントコーポレーションは、場所や時間を選ばずに携帯電話で従業員のスキルを高める研修システムを導入した。

» 2008年08月08日 20時45分 公開
[ITmedia]

 情報システムサービスのサンモアテックは8月8日、「PRONTO」や「CAFFE SOLARE」などの飲食店を運営するプロントコーポレーションと共同で、携帯電話を利用した従業員の教育と研修を行うシステムを開発したと発表した。

 開発は、飲食店のサービスの向上と、衛生管理などの飲食業の基本知識やプロントコーポレーション独自の接客ノウハウなどの周知徹底を図るのが目的。

 この研修システムでは、研修の登録から受講、テストまでを携帯電話で実施する。場所や時間にとらわれずに学習できる。研修管理者からの新しい問題の通知や、研修未完了者への通知は電子メールでアナウンスできるようになっている。研修のテスト機能は、サンモアテックのe-ラーニングツールを使用している。

 すでにプロントコーポレーションが運営する飲食店で使用を始めた。今後はSaaS(サービスとしてのソフトウェア)形式でほかの企業への展開も検討しているという。

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