ディアイティは、ファイル交換ソフトを悪用してPC内のデータをネットワーク上に流失させるウイルスの脅威を体験できるツールを公開した。
ディアイティは8月27日、ファイル交換ソフトを悪用するウイルスの脅威を体験できる「暴露ウイルス体験ツール」を無償公開した。ファイルがPC内からP2Pネットワークへ流出する様子が分かるという。
同ツールは、ファイル交換ソフト「Winny」を悪用してユーザーのマシン内のファイルをP2Pネットワークへ送信するウイルスの動作を確認できるもの。具体的にPC内のどのようなファイルが、どのようなファイル名に書き替えられてネットワーク上へ流出するかを擬似体験できるという。
提供目的について、同社では「P2Pネットワークへ情報が漏えいする様子を疑似体験することで、PC内にあるファイルの把握や不要なファイル、アプリケーションを見直すことにつなげてほしい」と説明している。
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