ニーズが増えるベトナムでのオフショア開発の人員を育成し、ベトナムでの事業展開の体制を構築するために、日立情報システムズがホーチミンに開発拠点を開設した。
日立情報システムズはこのほど、ベトナムのホーチミンにオフショア開発センターを開設した。ベトナムのIT企業最大手のFPTコーポレーションのソフトウェア開発会社であるFPTソフトウェアの支社内に設立した。
同センターでは、日立情報システムズの社員がセンター長として駐在し、FPTソフトウェアに品質保証やプロジェクト管理の教育を実施。日本での実務経験も積ませる。
センターの開設に伴い、FPTコーポレーションとの連携を強化し、ベトナムで事業を展開するための体制整備も進める。FPTコーポレーションのデータセンター事業に技術面で協力するなど、ベトナムに進出する日本企業やグローバル企業向けのサービスも展開する見込みだ。
2010年度までにオフショア開発要員を2000人体制にする予定という。
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