NTT-ATはWebシステムに対する負荷を分散するネットワークアプライアンス「Webアクセスシェイパ2.0」を発表。ユーザーはサービス品質の向上や投資コスト削減を図れるという。
NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は9月24日、Webシステムに対するアクセス負荷の分散/制御装置「Webアクセスシェイパ2.0」を発表した。
同製品は、Webシステムへのアクセスが増大した際に「整理券(Webアクセスシェイパが受付番号と予想待ち時間を記載した整理券ページを作成しユーザーに通知)」を発行し、サービスごとの公平なリクエスト処理を図ることで特定サービスによるリソースの占有を防ぐ。このような、Webシステムの稼働負荷に応じたリクエスト流量調整により、Webシステム不安定化やシステム増強における投資対効果現象などといった管理者の悩みを解決するという。
NTT-ATでは、同製品の代表的な利用目的として、ユーザーがwebシステムに殺到した際の受付整理、Web化された業務システムの効率運用、サイジング適正化によるコスト削減などを挙げている。
Webアクセスシェイパ2.0はネットワークアプライアンスとして9月25日より販売開始される。価格は300万円/1台となる。
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