フレパー、3D空間プラットフォームのデータ処理にIBM System z10を採用ユーザーのストレス軽減に

フレパー・ネットワークスは、2009年に公開予定の3次元仮想空間プラットフォームのユーザー情報を処理するシステムに、日本IBMのIBM System z10を採用した。既存のサービスのデータも統合する予定。

» 2008年11月13日 19時42分 公開
[ITmedia]

 フレパー・ネットワークスは、同社が開発している3次元(3D)仮想空間プラットフォームのデータ管理システムに、日本IBMのメインフレーム「IBM System z10 Enterprise Class (z10 EC)」を採用した。11月より稼働している。日本IBMが11月13日に発表した。

 同社は、IBM System z10 ECと自社の広域負荷分散技術を搭載したストレージサービスを連動させる。2009年に公開予定の3次元仮想空間プラットフォームでは、買い物や仕事、ユーザー同士の交流ができるなど、現実世界に似た仮想空間を再現する。バーチャルリアリティ環境の構築やアプリケーション操作といった高度なシミュレーションをし、同時に大人数のユーザーにサービスを提供する。

 IBM System z10の導入により計算処理能力が向上し、ユーザーにストレスを感じさせないサービスを提供できるとしている。24時間365日止めることなくサービスを提供するため、システムを停止せずに保守作業ができるIBM System z10の特徴も評価したという。

 今後、同社が展開する動画配信サービスや広域負荷分散ストレージサービスのデータ管理システムも、IBM System z10 ECに統合していく予定。

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