オーリックとサンモアテック、モバイルサイト運用サービスで協業

オーリックとサンモアテックは、モバイルサイトのアクセス解析とコンテンツの運用負荷を軽減するサービスで協業する。

» 2008年12月10日 16時41分 公開
[ITmedia]

 オーリック・システムズとサントリー子会社のサンモアテックは12月10日、企業向けのモバイルサイト運用支援サービスで提携すると発表した。コンテンツ展開の負担軽減やアクセス解析が容易になる。

 提携では、サンモアテックのコンテンツ変換ツール「MM Factory」とオーリックのサイト解析ツール「RTmetrics」を連携させる。MM Factoryでは、iモード向けコンテンツをEZwebやYahoo!ケータイ向けに自動変換でき、ExcelでWebページを作成も可能。RTmetricsでは、PCおよび携帯電話サイト(iモード/EZweb/Yahoo!ケータイ)利用者の導線など詳細に分析、リポーティングする機能を持つ。

 2製品はセッションID情報を基に処理を行うため、MM Factoryで作成管理するコンテンツの利用動向をRTmetricsで分析できる。利用企業ではモバイルサイト運営の負担を軽減できるという。従来は、携帯電話のサービスごとにコンテンツを用意する必要があり、アクセス解析する場合も携帯電話網を経由する際にIPアドレスが変動することで正確性を欠くなどの課題があった。

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