日本HP、SSO製品の「IceWall」をバージョンアップ端末IDなどとも連携

最新版ではMACアドレス認証やWebセキュリティツールとの連携に対応した。

» 2009年01月29日 06時25分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは1月28日、Webシングルサインオン(SSO)認証連携製品の最新版「HP IceWall SSO 8.0 R3」を発売した。

 同バージョンでは、GPLライセンスのMySQL環境で運用する教育機関や非営利団体で利用できるようにしたほか、プログラムのカスタマイズ機能の強化、パフォーマンスの改善などを図った。

 また、オプション機能でMACアドレス認証やWebアプリケーションの脆弱性検査ツール「HP IceWallMCRP」と連携できるようにした。接続端末の固有情報であるMACアドレスを利用することで、ユーザー確認の正確性が高まる。Web接続時にクロスサイトスクリプティングやバッファオーバーフロー、SQLインジェクションなどの脆弱性の存在を確認できる。

 価格は100ユーザー環境で157万5000円から。MACアドレス認証オプションは420万円から。2月上旬から順次出荷する。

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