NECのx86サーバが世界最高のビジネスオペレーション処理を記録Java業務アプリのベンチマークで

NECによると、Xeon/Oracle JRockit 6/Red Hat Enterprise Linuxの組み合わせで実施したJava業務アプリのベンチマークで、NECの「Express5800/スケーラブルHAサーバ」が世界最高性能となるビジネスオペレーション処理を達成したという。

» 2009年03月17日 15時05分 公開
[ITmedia]

 NECは3月17日、「NEC Express5800/スケーラブルHAサーバ」において、Javaで記述された業務アプリケーションのサーバ側性能ベンチマークテスト「SPECjbb 2005」を実施し、x86サーバとして世界最高性能となる、215万260回/秒のビジネスオペレーション処理を達成したと発表。これは16プロセッササーバとしても従来の記録を40%更新する世界最高記録だという。

 この記録は「インテルXeonプロセッサ 7400番台」とオラクルのJava仮想マシン「Oracle JRockit 6」、そして「Red Hat Enterprise Linux 5.3」の組合せによるもの。なお本記録を達成したNEC Express5800/A1160は、ボックス間高速インターコネクト(High Speed Interconnect)により、最大4ボックスまでシームレスに拡張可能な、大規模基幹業務向けサーバとなる。

 NECでは今回の記録達成を、NECのサーバ技術と、オラクルのJVM JRockitとの組合せが、Xeonプラットフォーム上で高い性能およびスケーラビリティを発揮することを証明するものと位置付け、信頼性の高いサーバ上に基幹アプリケーションの統合を図るユーザーに最適だと、訴求を進めるという。

性能記録値および測定システム環境 性能記録値および測定システム環境

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