英内務省のサイトでリンクをクリックすると、日本のアダルトサイトにつながる状態になっていた。
英内務省のWebサイトが何らかの手違いで日本のアダルトサイトにリンクを貼っていたことが、英BBCの報道で発覚した。セキュリティ企業Sophosの研究者がブログで伝えている。
問題のリンクがあったのは、英内務省の治安テロリズム対策局のWebサイト。「Technical Advisory Board」へのリンクをクリックすると、日本のアダルトサイトにつながる状態になっていた。原因は調査中だという。
内務省はBBCの指摘を受けて問題のリンクを削除したとされる。しかしSophosのグラハム・クルーリー氏によれば、同サイトでホスティングされているPDF文書には、いまだにこのアダルトサイトへのリンクが存在するという。
リンク先の内容を知らないまま、「Technical Advisory Board」のWebサイトにリンクを貼っているサイトがほかにも存在する可能性があるとクルーリー氏は指摘し、WebサイトのURLを乗っ取られないためにもっと注意を払う必要があると警告する。なお、このアダルトサイトに問題がないとは限らず、近寄るべきではないと忠告している。
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