GoogleのCEOとMicrosoftの幹部、米政府の諮問委員会メンバーにエリック・シュミット氏とクレイグ・マンディ氏

オバマ米大統領が、Googleのエリック・シュミットCEOとMicrosoftの最高研究戦略責任者のクレイグ・マンディ氏を大統領科学技術諮問委員会のメンバーに指名した。

» 2009年04月28日 08時11分 公開
[ITmedia]

 オバマ米大統領は4月27日、大統領科学技術諮問委員会(PCAST)のメンバーを発表した。産業界からは、Googleのエリック・シュミットCEOとMicrosoftの最高研究戦略責任者、クレイグ・マンディ氏が指名された。

eric エリック・シュミット氏

 PCASTの主な任務は、民間の意見を米国の科学技術政策に反映させる方向で大統領を支援することで、メンバーは、産業界、教育界、研究施設、その他の非政府組織から選出される。オバマ大統領が発表したメンバーは20人で、シュミット氏とマンディ氏のほかに、気候変動、環境問題、高齢者医療、ヒトゲノム、コンピュータ科学、天文物理学などが専門の学者や研究者が選ばれた。

mundie クレイグ・マンディ氏

 シュミット氏はオバマ大統領の選挙期間中、政権移行経済顧問委員会にも参加していた。マンディ氏は、Microsoft Researchなどの技術研究のイニシアチブ、保健医療や教育に関するビジネスなどを管理する役割を担っている。2000年には国家安全保障通信諮問委員会のメンバーに、2002には情報時代の国家安全保障に関する特別調査委員会のメンバーを務めた。

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