MS、Windows 7のマルチタッチ体験パック「Touch Pack」を発表「Windows Touch」を満喫

年末に発売予定のWindows 7搭載のマルチタッチ対応PCには、「Windows Touch」の性能を体験できる6つのソフトが収録される。

» 2009年05月28日 08時12分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは5月27日、ウォール・ストリート・ジャーナル主催の年次カンファレンス「D: All Things Digital」で、次期OS「Windows 7」のマルチタッチ機能「Windows Touch」を体験できるアプリケーションパック「Microsoft Touch Pack for Windows 7」を紹介した。

 Touch Packは、Windows Touchの真価を紹介する目的で作られたアプリケーション3本とゲーム3本のパッケージ。Windows 7開発チームがハイテクテーブル「Microsoft Surface」の開発チームと共同で開発した。

 現在のところダウンロードでの提供は予定しておらず、PCメーカーが販売するWindows Touch対応PCにプリインストールされた形での提供になる。年末に予定されているWindows 7の発売後は、より広範な提供方法を考えているという。

 「Microsoft Surface Globe」はVirtual Earth 3Dエンジンを使った世界地図。画面を指でなぞることで、地上を移動したり、地域情報を表示したり、お気に入りの場所を登録することができる。このアプリケーションは昨年の「D: All Things Digital」でデモしたものだ。「Microsoft Surface Collage!」は画像編集ソフト。複数の画像をコラージュし、気に入った作品ができればデスクトップ背景に設定できる。「Microsoft Surface Lagoon」は水中を模したスクリーンセーバーで、画面に触れると水が揺れたり泳いでいる魚が反応する。

 ゲームはいずれもカジュアルゲームで、仮想黒板上にちらばった部品を組み立ててマシンを完成させる「Microsoft Blackboard」、対戦型ボールゲームの「Microsoft Rebound」、池の水面に浮かんだ折り紙をやさしくタッチすることでゴールまで運ぶ「Microsoft Garden Pond」の3本。

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