IIJ、ノートPC向けのデータ通信とセキュリティサービスをセット提供

IIJは、アルカテル・ルーセント製のセキュリティ機能搭載データ通信カードを利用した法人向けサービスを始める。

» 2009年06月01日 13時31分 公開
[ITmedia]

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は6月1日、アルカテル・ルーセント製のデータ通信カードを利用する法人向けサービス「IIJ PC盗難・紛失対策ソリューション」を、7月から始めると発表した。

 同サービスは、アルカテル・ルーセントのセキュリティ機能を搭載したデータ通信カード「OmniAccess 3500 Nonstop Laptop Guardian(NLG)」と、IIJがNTTドコモから通信回線を借り受けて提供するデータ通信サービス「IIJモバイルサービス/タイプD」を組み合わせたもの。下り最大7.2Mbpsのデータ通信が行える。

 OmniAccess 3500 NLGは、遠隔操作によるデータ消去や起動ロック、Windowsログオン時のキー認証、データの暗号化/バックアップ、ファイアウォール、自動VPN接続、GPSなどの機能を搭載。カード端末にバッテリーやCPUを内蔵しており、PCから独立して動作する。紛失時にGPSを利用した探索も可能。

 初期費用は、ゲートウェイサーバレンタル費が20万円(コールドスタンバイ機込み)、データ通信カードレンタル費が1端末当たり3万2000円、設定・導入費が個別見積り。月額費用はゲートウェイサーバレンタル費が18万5000円(同)、データ通信カードレンタル費が1端末当たり7700円(定額データ通信費込み)、ゲートウェイサーバ運用監視が個別見積りとなっている。

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

関連ホワイトペーパー

データ通信 | 運用管理


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ