IPA、脆弱性対策情報のデータベースサービスを機能強化

IPAは、脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」に検索の新機能などを追加した。

» 2009年06月18日 16時38分 公開
[ITmedia]

 情報処理推進機構(IPA)は6月18日、検索機能などを強化した脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」の新バージョンを公開した。

 JVN iPediaは、国内向けの脆弱性対策情報データベースサービス。製品開発者などから収集した6384件の脆弱性対策情報をWebサイトで公開している。

 新バージョンでは、類義語検索や脆弱性の詳細説明の表示、関連するJapan Vender Note(JVN)情報の検索、言語別コンテンツ表示などの機能追加を行った。特に類義語検索機能では、セキュリティ用語や製品名の略称など、約170件の類義語を検索できるようにした。例えば、キーワードに「インジェクション」と入力した場合、インジェクション以外に「injection」や「注入」「挿入」などの検索結果も同時に出力する。

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