仮想化環境向けにIPS機能を提供する「Proventia GV1000」を発売した。
日本IBMは6月18日、仮想セキュリティアプライアンス製品「IBM Proventia GV1000」を発売した。仮想化環境向けにIPS(不正侵入防止)機能を提供する。
新製品は、クラウドサービス事業者でも利用できることを目的に開発。IBMのネットワークセキュリティ監視部門「X-Force」がシグネチャを提供しており、新しい手段を用いた不正アクセスにも迅速に対処する。
未パッチの脆弱性を抱えるシステムやアプリケーションを保護する「バーチャルパッチ」機能も搭載。実際のパッチをすぐに適用できない場合に仮想的にパッチを適用することで脆弱性を突く攻撃を回避できるようにする。
価格は1ライセンス当たり273万円(税別)となっている。
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