ソフォス、リムーバブルメディアの操作性を高めたSafeGuard最新版を発表

ソフォスは、暗号化のスイート製品「SafeGuard Enterprise」の最新版を発表した。

» 2009年08月18日 13時51分 公開
[ITmedia]

 ソフォスは8月18日、企業向け暗号化スイート製品の最新版「SafeGuard Enterprise 5.40」を発表した。24日から販売代理店経由で提供する。

 同製品は、内蔵および外付けHDDとリムーバブルメディアが対象の「Device Encription」、電子メールなどが対象の「Data Exchange」、ポートおよびデバイス制御の「Configuration Protection」、集中管理の「Management Center」の4つのモジュールで構成され、ユーザーは必要なモジュールを選択して利用する。

 最新版では、暗号化したリムーバブルメディアを利用する際にパスフレーズを使用したシングルサインオン機能を実現。認証に成功すると、暗号化されたファイルへ再度認証することなくアクセスできるようになる。また、ファイルの種類を指定してデータの読み書きを制限する機能も搭載した。

 このほか、Microsoft SQL Server 2008に対応し、共有ファイルを暗号化する同社製品の「LAN Encyript」と連係動作するようにもした。サービスプロバイダ向けに同製品をマルチテナントで利用するための管理機能の強化や、事前に用意した質問にユーザーが答えるだけでパスワードを再設定できるヘルプデスク機能の拡張も図っている。

 参考価格は、100〜199ユーザー導入時で4つのモジュールを利用する場合、1ユーザー当たり1万8720円(税別)となる。

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