会計スキャンダルで揺れたCAをクマーCEOから2005年に引き継いだスウィンソン氏が2009年末に退任する。
米CAは9月1日、同社CEOのジョン・スウィンソン氏(55)が12月31日までに同職を退く計画であることを発表した。取締役会は後継者を検討中という。
スウィンソン氏は2004年、会計スキャンダルが原因でCEOを辞任したサンジェイ・クマー氏の後継候補として米IBMからCA(当時の社名はComputer Associates International)入りし、2005年にCEOに就任した。
「CAが再スタートを切った5年前に設定した目標を達成したことを誇りに思う。われわれはCAを立て直し、仮想化やクラウドコンピューティングといった技術によって新たな成長フェーズに向かっている。CAが次の段階に上るために、新たなリーダーシップに移行するタイミングだ」とスウィンソン氏は声明で語った。
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