Bingで、「あの女優、顔は分かるけれど名前が出てこない」といった場合の検索をサポートする画像による検索サービスがスタートした。
米Microsoftは9月15日、検索エンジン「Bing」に新機能「Visual Search」のβ版を追加したと発表した。映画、デジタルカメラ、ベストセラー書籍など、用意されたカテゴリー(Microsoftはこれを「ギャラリー」と呼ぶ)で検索すると、結果が画像の一覧で表示される。
トップページに用意されているギャラリーの分野は「エンターテインメント」「有名人」「リファレンス」「ショッピング」「スポーツ」で、50のテーマを選ぶことができる。
例えば「ショッピング」の中から「Top iPhone apps」を選ぶと、500本のiPhoneアプリのアイコンが人気順に表示され、画面左のタブから「無料アプリのベスト10」「最新」「ゲームのみ」などのフィルタリングや、カテゴリーや価格での絞り込みを選択できる。
各アプリのアイコン上にマウスを置くと、検索枠にアプリ名、その下にメーカー名、価格、リリース日などの情報が表示され、クリックするとBingの通常の検索結果画面が表示される。ギャラリーの右下には、そのギャラリーの画像とデータの提供元が表示される。Top iPhone appsの場合はApple。
利用するにはMicrosoftのRIAツール「Silverlight」をインストールする必要がある。ギャラリーの種類や機能は今後さらに拡張していく計画だ。
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