日本オラクルと富士通の共同検証により、SystemwalkerとOracle Enterprise Managerの連携が確認された。その結果Oracle Enterprise Managerは、Systemwalker Enabled認定を取得したという。
日本オラクルと富士通は9月16日、富士通の運用管理ソフトウェア「Systemwalker Centric Manager」と、日本オラクルの運用管理ソフトウェア「Oracle Enterprise Manager」との連携を共同で検証したと発表した。検証は日本オラクルと富士通の共同検証施設である「Oracle GRID Center」に以下の環境を構築し、実施したという。
種別 | 製品 |
---|---|
サーバ | PRIMERGY BX620 |
システム全体の監視 | Systemwalker Centric Manager V13 |
オラクル製品の統合管理 | Oracle Enterprise Manager 10g Release5 |
稼働状況の監視対象 | Oracle Database 11g、Oracle Business Intelligence Suite 10.1.3、Oracle BPEL Process Manager 10.1.3 |
本検証を通じ、Oracle Enterprise Managerで監視しているOracle Database、Oracle BPEL Process Manager、Oracle Business Intelligenceなどオラクル製品が発する警告やエラーなどのメッセージを、Systemwalker Centric Managerのコンソール上に集約し表示できることを確認したという。
連携によるメリットとして両社は、ハードウェアやOSの稼働状態や障害、リソースの監視、そしてオラクル製品の性能やリソース使用状況の監視、障害の予兆監視など、ハードウェアからアプリケーションまでの一貫した運用管理を、少ない管理コストで実現できる点を挙げている。
なお今回の検証により、Oracle Enterprise Managerは、Systemwalkerの連携製品認定制度である「Systemwalker Enabled(認定レベル:Advanced)」を取得したという。
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