マカフィーは、SaaS形態で提供するエンドポイント向け統合セキュリティサービスの最新版をリリースする。Windows 7での利用や新種マルウェアへの対応強化、Webフィルタリング機能の搭載などを図った。
マカフィーは1月14日、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)形態で提供するエンドポイント向け統合セキュリティサービスの最新版「Total Protection Service 5.0」を18日から提供すると発表した。
同サービスは、インターネットに接続されたPCなどのエンドポイント機器で利用できる統合セキュリティ機能と、管理者向けの管理機能や分析、リポート機能などを提供するサービス。
最新版では管理者向けのオンラインコンソール画面の改良や、スケジュール設定によるリポートの自動通知機能を搭載。管理者がサービスにログインしなくても、メールでセキュリティ状況を確認できるようにした。
エンドポイント向けでは、Windows 7(32/64ビット)への対応や、新種マルウェアを迅速に検知する独自技術「Artemis」の搭載、Webフィルタリング、脆弱性診断機能などを新たに搭載した。脆弱性診断機能は、クレジットカード業界のセキュリティ基準に対応するリポート機能も利用できる。
利用価格は1ノード当たり6804円(1〜25ライセンス時)となっている。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.