プルーフポイント、SaaS型のメールセキュリティサービスを提供へ

日本プルーフポイントは、オンプレミス(自社運用)型と同等のメールセキュリティをSaaSで提供すると発表した。

» 2010年03月02日 11時59分 公開
[ITmedia]

 日本プルーフポイントは3月2日、オンプレミス(自社運用)型製品と同等のメールセキュリティサービス「Proofpoint ENTERPRISE」を、4月からSaaS(サービスとしてのソフトウェア)で提供すると発表した。

 新サービスは、オンプレミス(自社運用)型製品「Proofpoint 6」をSaaS化したもので、スパム対策やマルウェア対策、暗号化、情報漏えい対策などの機能を提供する。企業が受信したメールをプルーフポイントのデータセンターを経由されてセキュリティ対策を実施し、再度企業に送信する仕組み。

 オンプレミス型に比べて、ユーザー側での製品のアップデートやトラフィック拡大に伴う設備の増強などが不要になり、コストを抑制しつつ、最新の対策を利用できるとしている。

 サービスメニューは、受信するメールでセキュリティ対策を行う「Protection Suite」と、企業から送信するメールにセキュリティ対策を行う「Privacy Suite」の2種類。Protection Suiteの機能は、スパム対策やウイルス対策、ゼロアワーウイルス対策、PDRレピュテーション、Smart Searchログ解析で、価格は1ユーザ当たり年間2670円(2001〜5000ユーザー時)。Privacy Suiteの機能はコンプライアンス対策、暗号化、誤送信対策で、価格は同3990円(2001〜5000ユーザー時)となっている。

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