Office形式の文書を扱うソフトウェアの開発キットがリリースされた。
米Microsoftは3月15日、Microsoft Officeで採用されているファイル形式のソフトウェア開発キット「Open XML SDK 2.0」をリリースしたと発表した。開発者向けのダウンロードセンターからダウンロードできる。
Open XMLは国際標準化機関Ecma Internationalによって標準化されたXMLベースのファイル形式。今回リリースされたSDKを利用することで、Microsoftにライセンス料などを支払うことなく、Officeと互換性のあるソフトウェアを開発できる。
SDKは、サンプルコード、クラスライブラリリファレンス、Visual Studioで利用可能なライブラリで構成されている。開発者は同SDKとVisual Studioを利用することにより、Open XMLファイルの自動生成やXMLデータのOpen XMLファイルへのインポートなどのソリューションを構築できる。
対応するOSはWindows XP SP3、Windows Vista SP2、Windows 7、Windows Server 2003 SP2、Windows Server 2008 SP2、Windows Server 2008 R2。.NET Framework バージョン3.5のSP1も必要。
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