安全にファイルを送受信するアプライアンス、ソリトンが発売

ソリトンシステムは、メールによるファイル転送をダウンロード型に自動変換する機能などを備えたアプライアンス製品を発売した。

» 2010年03月17日 18時38分 公開
[ITmedia]

 ソリトンシステムズは3月17日、ファイルを安全に送受信するためのアプライアンス製品「Net’Attest HiQZen」を発売した。4月1日より出荷する。

 新製品は、メールにファイルを添付した場合や送信者が同製品へファイルをアップロードすると、に自動的にダウンロード用URLを生成して送信先に通知する機能と、オンラインのファイル共有サービスの機能を提供する。

 受信者は、メールなどで通知されたダウンロード用URLをクリックしてパスワードを入力すると、ファイルを受け取れる。オンラインファイル共有サービスの機能では、ユーザー単位やグループ単位で共有用フォルダを利用でき、取引先などともファイルをやりとりができる。

 これにより、ファイルの送受信でメール添付やオンラインストレージサービスなどの手段を使い分ける手間がなくなり、セキュリティレベルを高められるという。なお、原則としてメールシステムを自社運用している場合に利用できるが、Webメールサービスでもメールクライアントに一般的なソフトを使っている場合であれば、同製品を中継させる設定にすることで利用できる場合がある。

 価格は330万円(税別)となっている。

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