Mac OS Xのアップデート公開、相当数の脆弱性に対処

AppleがMac OS X 10.5とMac OS X 10.6のセキュリティアップデートを公開し、膨大な量の脆弱性を修正している。

» 2010年03月30日 08時18分 公開
[ITmedia]

 米Appleは、3月29日付でMac OS Xのセキュリティアップデートを公開した。

 Appleのセキュリティ情報によると、「Security Update 2010-002/Mac OS X 10.6.3」は、Mac OS X 10.5とMac OS X 10.6を対象としたセキュリティアップデートとなる。相当数の脆弱性を修正しており、影響を受けるコンポーネントもAppKit、CoreMedia、ImageIO、QuickTimeなどからオープンソースのApache、ClamAV、MySQL、PHPまで多岐にわたる。

 これら脆弱性を悪用された場合、情報が流出したりサービス妨害(DoS)状態に陥ったりする恐れがあるほか、任意のコードを実行されてしまう恐れのある深刻な脆弱性も多数含まれる。

 アップデートはアップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」などを通じて配布する。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ