「Apple Storeの注文確認」と称して不正サイトへ誘導しようとするメールが見つかった。
iPad発売を控えてAppleへの注目が高まる中、直営店のApple Storeの名をかたって不正なサイトへ誘導しようとするスパムメールが出現している。
セキュリティ企業の米WebsenseやTrend Microによると、Apple Storeをかたるメールは英文で、「Apple Online Storeであなたが注文した内容について確認できる」と称してリンクのクリックを促している。間もなくiPadが発売されるタイミングを狙ったものとみられるが、リンク先のサイトはApple Storeとは無関係だという。
Websenseが伝えているケースでは、メールのリンクをクリックすると「visit」というリンク付きの文字のみを配したページが表示され、背後でユーザーのマシンを悪質ファイルに感染させる。「visit」のリンクをクリックすると、悪名高い医薬品不正販売サイト「Canadian Pharmacy」にリダイレクトされるという。
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