三井物産、VerizonとIT基盤の構築・運用で提携

三井物産は、IT基盤の構築・運用についてVerizon Businessと契約した。

» 2010年04月15日 14時00分 公開
[ITmedia]

 三井物産と米Verizon Businessは4月14日(現地時間)、三井物産の通信およびIT基盤の構築・運用について契約を締結したと発表した。事業規模は約1億ドルとしている。

 契約に基づき、Verizon BusinessはIT、通信、データセンター、ネットワーキング、セキュリティに関するソリューションの導入および運用管理をグローバルで担当。音声やインターネット、ビデオ会議などのコラボレーションサービスをマネージド型のプライベートIPネットワークで展開するほか、主要な業務アプリケーションを三井物産とVerizon Businessのデータセンターを活用した冗長構成で運用する。VoIPも富士通と日立製作所、三井情報、NECとの協業で導入する。

 三井物産では、IT基盤を各国の現地事業者と協業で運用していた。しかし、プラットフォームやプロセス、費用の重複が発生しており、グループ全体のIT要件をグローバルで統一する必要性があったという。同社では今回導入するIT基盤やサービスを子会社およびグループ企業へ段階的に展開する計画だとしている。

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