「50ドル分のiTunesギフト券」、実態はマルウェア

「iTunesギフト券」と称して添付のマルウェアを開かせようとする詐欺メールが出回っている。

» 2010年05月11日 07時59分 公開
[ITmedia]

 「Apple iTunesのギフト券」と称してユーザーをマルウェアに感染させようとする詐欺メールが出回っているという。セキュリティ企業の米Websenseや英Sophosがブログで注意を促した。

 問題の詐欺メールは「Thank you for buying iTunes Gift Certificate!」(iTunesギフト券のご購入ありがとうございます)という件名で届き、差出人は「iTunes Online Store」と記載されている。本文も英語の文面で「50ドル分のiTunesギフト券」が受け取れると称し、添付ファイルの「iTunes_certificate_997.zip」を開くように仕向けている。

 この添付ファイルの実態は、Windowsに感染するマルウェアだという。Websenseは5月7日の午後だけで、この詐欺メールを30万通以上傍受したと伝えている。

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