Apple、「Safari 5.0」と「Safari 4.1」で深刻な脆弱性に対処

Safari 5.0はMac OS X 10.5/10.6とWindows向け、Safari 4.1はMac OS X 10.4向けとなる。

» 2010年06月09日 08時08分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Appleは6月7日にリリースしたWebブラウザの新版「Safari 5.0」で、MacとWindowsに影響する深刻な脆弱性を多数解決した。併せて公開した「Safari 4.1」でも、同じ脆弱性に対処している。

 Safari 5.0とSafari 4.1では、WebKit関連の脆弱性44件とSafari関連の脆弱性3件、ColorSync関連の脆弱性1件に対処した。Safari関連の脆弱性のうち1件とColorSyncの脆弱性は、Windowsのみに影響する。

 WebKit関連の脆弱性はいずれも細工を施したWebサイトを使って悪用される恐れがあり、任意のコードを実行されたり、クロスサイトスクリプティング(XSS)などの攻撃を仕掛けられたりする可能性がある。

 対応OSは、Safari 5.0がMac OS X 10.5.8、Mac OS X 10.6.2以降、Windows 7/Vista/XP向けで、Safari 4.1はMac OS X 10.4.11向けとなっている。

関連キーワード

Safari | 脆弱性 | Mac | Apple


企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ