ネットワークとPCをセットで保護する対策、ウォッチガードとアークンが提供

ウォッチガードとアークンは、UTMとPCセキュリティ製品を組み合わせたソリューションを発表した。

» 2010年06月14日 16時01分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンとアークンは6月14日、中小企業向けのセキュリティ対策ソリューション「W Guard」を発表した。企業ネットワークとクライアントPCのセキュリティ対策を強化するという。

 W Guardは、ウォッチガードのUTM(統合脅威管理)アプライアンス製品「WatchGuard XTM」とアークンのマルウェア対策ソフト製品「Ahkun Anti-MalwareAV」をパッケージにして提供するもの。企業ネットワークのゲートウェイ部にWatchGuard XTMを設置して、外部からのマルウェア侵入や不正アクセスなどに対処する。PCではAhkun Anti-MalwareAVを利用することで、USBメモリなどネットワーク以外で感染するマルウェアを防ぐ。

 2社によると、中小企業では人件費や人材確保の難しさから専任のIT管理者やセキュリティ担当を設置できないケースが少なくないという。このため2社は、ネットワークセキュリティ製品とPCセキュリティ製品をセットにして提供することで、中小企業におけるセキュリティ対策の負担軽減を支援していくという。

 W Guardは代理店の日本パナユーズが販売する。2社では初年度600社の利用を見込む。

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