LPI-Japanは、社会貢献活動の一環として、九州大学大学院法学研究院寺本研究室に奨学寄付金を提供する。
Linux技術者認定機関として「LPIC」を実施するNPO法人のLPI-Japanは7月20日、九州大学大学院法学研究院寺本振透研究室に奨学寄付金を提供することを明らかにした。
同団体は、Linux/OSS普及を目的とする社会貢献活動の一環として、法律の整備、発展を目的とした研究活動を支援している。寺本教授の研究室では、知的財産権法をはじめとする法律領域に関する研究を行っている。「対立の知的財産権法から相互信頼の知的財産権法へ。閉鎖的な知的財産の利用からオープンな知的財産の利用へ」という指針の理論的な根拠を示すことで、新しい知的財産権のあり方を検証しようとする研究プロジェクトとなる。
今回LPI-Japanが提供する奨学寄付金は360万円。1年間の研究活動に相当する額だという。
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