エクストリーム ネットワークス、データセンター向けの新スイッチを展開

80Gbpsによる100メートル間のスタック接続やPoE Plusなどに対応する。

» 2010年10月29日 14時34分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 エクストリーム ネットワークスは10月27日、データセンター向けギガビットイーサネットスイッチの新製品「Summit X460シリーズ」を発表し、国内提供を開始した。

 同製品は、「SummitStack」というモジュールを利用することで、最大8台までのスイッチを40Gbpsで接続できるのが特徴。このモジュールの上位製品「SummitStack-V80」を利用すれば、80Gbpsによる100メートル間のスタック接続も可能。標準の10GbEによる配線では最大80キロメートル間のスタック接続を実現できるという。

 製品ラインアップは24ポート、48ポート、52ポートモデルの3製品となる。24ポートおよび48ポートのモデルでは、任意のポートで最大30ワットを供給する「PoE Plus」もしくは標準のPoEを利用できる。電源ユニットを負荷分散させており、障害で供給電源が不足した場合に、PoE Plusのポートに優先的に供給して、優先度の低いPoEのポートへの供給を自動的に遮断することもできる。

 同社では、Summit X460シリーズを利用することで、多様なネットワークの設計が可能になるほか、配線ケーブルの削減などの効果があると説明している。

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