NRIセキュア、ファイルを重要度別に把握・分類するソフトに新版

NRIセキュアテクノロジーズは、ファイル資産管理製品「SecureCube/Labeling」に管理サーバが不要な「Standard」版を追加する。

» 2011年03月09日 12時47分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 NRIセキュアテクノロジーズは3月9日、社内にファイルを重要度別に収集・分類して管理する製品「SecureCube/Labeling」の新バージョンとして、管理サーバが不要な「Standard」版を追加した。同日から提供を開始している。

 SecureCube/Labelingは、ユーザーが設定した機密レベルに基づいて社内に散在しているファイルの情報を収集し、重要度別に管理できる製品。重要性の高いファイルの所在を把握することで、情報漏えい対策に役立てられるという。

 従来はクライアントPCで動作する無償版と、管理サーバで一元管理できる有償の「Enterprise」版を提供していた。Standard版では、中小企業や大企業の部門などでも利用できるよう、管理サーバを専用に構築する手間がない。Windowsの複数のサーバ上にあるファイルを対象に、自動的に資産台帳を作成する機能も搭載する。

 製品価格は50ユーザーの場合で年間10万円(税別)から。また、Enterprise版の機能拡張も併せて実施。ファイルのプロパティにユーザーが任意の項目を追加できる「属性情報追加」機能を新たに利用できる。

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