OperaはiPhone、Android、BlackBerryなどの各種モバイル端末と、iPadやAndroid搭載タブレットに対応するモバイルブラウザの新版を公開した。
ノルウェーのOperaは3月22日(現地時間)、モバイル版Webブラウザの新版「Opera Mini 6」および「Opera Mobile 11」を公開したと発表した。OperaのWebサイトのほか、iPhoneおよびiPad版は米AppleのApp Storeから、Android版はAndroid Marketからもそれぞれダウンロードできる。
Operaのモバイル版には低スペック端末向けの「Mini」と高性能端末向けの「Mobile」の2種類がある。MiniはレンダリングをOperaのサーバで行い、コンテンツダウンロード前に圧縮するのに対し、Mobileはレンダリングエンジン「Opera Presto」によって端末側でレンダリングを行うという違いがある。
Opera Mini 6は、iPhone、iPod touch、iPad、J2ME、Android、BlackBerry、Symbian/S60端末が対象で、Opera Mobile 11は、Android、Symbian、Windows 7(試用版)、MeeGo(試用版)、Maemo(試用版)に対応する。Mobileは、Android搭載タブレットにも最適化されている。
主な改良点は、スクロール、拡大縮小が滑らかになった点、ピンチズーム(2本の指で操作する拡大)への対応、TwitterやFacebookでの共有のための「Share」ボタンの追加など。
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