シマンテック、仮想マシンのデータ保護を強化したバックアップソフトを発売

シマンテックは、仮想化マシンの検出やデータ保護などを自動化する機能などを追加した「Symantec NetBackup 7.1」を発表した。

» 2011年03月30日 17時08分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 シマンテックは3月30日、バックアップソフトウェア製品の最新版「Symantec NetBackup 7.1」を4月5日に発売すると発表した。仮想化環境におけるデータ保護のための機能を強化した。

 同製品では、仮想マシンの検出とデータの保護を自動化する「仮想マシンインテリジェントポリシー」を搭載した。VMware vSphereのリソース使用状況を詳細に把握できるようになり、仮想マシンのバックアップ作業の効率が高まるという。またバックアップ作業をきめ細かく行う独自機能によって、仮想マシンのバックアップ時間を最大で半減できるとしている。

 このほか、集中管理機能では、ストレージのライフサイクルポリシーや監査証跡の管理、ライセンス交付などが行えるようになった。「ワークロードアナライザー」というツールで、ハードウェアの使用率が最大になるように稼働を調整できるようになったという。

 想定価格は65万円からとなっている。

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