サイバーエージェント、「次世代ファイアウォール」を導入

サイバーエージェントは、社内ネットワークのセキュリティ強化を目的に、パロアルトネットワークスの「次世代ファイアウォール」を導入した。

» 2011年06月29日 17時24分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 サイバーエージェントは、社内ネットワークのセキュリティ強化する一環として、米Palo Alto Networksが開発する「次世代ファイアウォール」製品の「PA-2020」「PA-500」を導入した。パロアルトネットワークスが6月29日付で発表した。

 パロアルトネットワークスによると、サイバーエージェントでは昨年初めにクライアントセキュリティソフトでマルウェアを多数検知する事態が発生した。このため、同社では多段的なセキュリティ対策を講じる目的で次世代ファイアウォールを導入したという。

 次世代ファイアウォールは、通信内容を解析してユーザーが利用するアプリケーションや操作内容、コンテンツなどを判断し、きめ細かいコントロールをできるようにする製品。サイバーエージェントが採用したのは、スループットが最大500Mbps(脅威防御使用時200Mbps)のPA-2020を8台、同250Mbps(脅威防御時100Mbps)のPA-500が10台。本社やデータセンターなど4カ所の拠点にPA-2020、5カ所の地方拠点にPA-500をそれぞれ設置し、データセンターで集中管理しているという。

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