Microsoft、開発者向け「Mango」の早期プログラムを開始

Windows Phone Developer Toolsもβ2にアップデートされ、プログラムに参加する開発者はMango向けアプリ開発をスタートできる。

» 2011年06月30日 11時43分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは6月29日(現地時間)、次期Windows Phone(コードネーム:Mango)の開発者向け早期アクセスプログラムをスタートしたと発表した。日本はプログラム対象として明示されていないが、条件付きでMangoへのアップデートが可能だ(詳しくはMicrosoftの高橋忍氏および大西彰氏のブログを参照のこと)。

 開発者ポータル「App Hub」に登録済みのWindows Phone 7開発者は、Microsoft ConnectにアクセスすることでMangoのβ版を入手できる。開発者は、同日β2にアップデートされ、「Windows Phone SDK」と改称されたWindows Phone Developer ToolsとこのMangoで、製品版のアプリ開発を進めることができる。すべての開発者向けβ版の公開は、2週間後を予定しているという。

 MicrosoftはMangoの正式版のリリースを“今秋”としている。Mangoでは500以上の新機能が追加される予定で、同社は段階的にそれらの機能を紹介している。同日には、オリジナルの着信音を作成する機能を紹介した。ユーザーは、39秒以内でサイズが1Mバイト以下のMP3あるいはWMAの音声ファイルをMango端末の着信音として利用できるようになるという。

変更履歴:Microsoftからのご指摘の下、「次期Windows Phone 7」を「次期Windows Phone」に修正しました。[2011/07/03 05:30]
変更履歴:参照した公式ブログにはプログラム対象として日本は明記されていませんが、同プログラムの日本のご担当者からいただいた情報に基づいて、概要文および本文を修正しました。[2011/07/03 05:30]

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