「OCHABI」の服部学園、MacとWinの統合ウイルス対策を導入

芸術・美術系予備校を運営する服部学園は、WindowsおよびMacのウイルス対策を統合管理する仕組みを構築した。

» 2011年07月22日 13時08分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 「御茶ノ水美術学院」など芸術・美術系予備校を運営する服部学園(OCHABI)は、WindowsおよびMac端末のウイルス対策を統合的に管理する「Kaspersky Work Space Security」を導入。製品を開発するカスペルスキーが7月22日に発表した。

 OCHABIでは、学生のグラフィックデザインや映像制作向けに約150台のMac Proを利用。また、職員や講師の業務用に65台のWindows PCを導入している。従来はWindows PCで無償のウイルス対策ソフトを利用し、Macでは対策を講じていなかった。だがWindows PCではマルウェアの侵入が発生し、Macでもマルウェアのリスクが高まっていることから、対策の強化に乗り出した。

 導入したKaspersky Work Space Securityは、WindowsおよびLinuxのワークステーション向けとMac端末向けのウイルス対策ソフト、管理者用ツールの4つのアプリケーションで構成された製品。OSが異種混在の環境でも統合管理でき、コンピュータへの負荷が小さく、コストパフォーマンスに優れるとして導入を決定したという。

 OCHABIでは今後、ファイルサーバへのウイルス対策の導入やモバイル端末、無線LANのセキュリティ強化も進めるとしている。

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