企業内システムとパブリッククラウド上のシステムを統合して運用管理できるようになる。
日本IBMは10月6日、システム運用管理ソフトの新製品「Service Management Extension for Hybrid Cloud」を発表した。10月24日から提供を開始する。
新製品は企業内のシステムとパブリッククラウド環境にあるシステムの統合運用管理を可能にするという。IBM Tivoli Monitoringの機能を使って、物理サーバや仮想サーバのパフォーマンスや障害の一元的に監視を行えるほか、Tivoli Service Automation Managerの機能により、企業内システムとパブリッククラウドに対して、同一プロセスでリソース配備できるようになる。
また、イベントの分析・処理を自動化するTivoliNetcool/Impactと、WebSphere ILOG JRulesを併用することで、例えば、企業内システムのリソースが不足した場合に自動的にパブリッククラウドのリソースを割り振ることが可能になる。異なるシステムのユーザー登録情報を同期するTivoli Directory Integratorの機能を使用して、LDAPとパブリッククラウドのユーザー登録情報を一元的に管理することもできるという。
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