SANとNASを一元管理するディスクストレージを発表 日本IBM

日本IBMは、SANとNASを一元管理するディスクストレージ製品を販売開始した。

» 2011年10月21日 16時05分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは10月21日、ストレージ・エリア・ネットワーク型ストレージ(SAN)とネットワーク接続型ストレージ(NAS)を一元管理するディスクストレージ製品「IBM Storwize V7000 Unified」を発表した。

 新製品は、SANおよびiSCSI接続をサポートする従来製品「IBM Storwize V7000」にNASのサポート機能を追加したストレージで、ほかのディスクストレージ装置を接続できる。データベースで管理できる構造化データの保存に利用されるSANと、音声や画像など非構造化データの保存に利用されるNASの両方を一元的に管理するほか、最大36ペタバイトの大規模な仮想ストレージ環境も管理できる。

 同製品に接続された複数のストレージは1つのストレージとして認識され、管理者は必要に応じてSANおよびNASに容量を分配できるほか、異なる記録媒体間や地理的に離れた場所に設置された複数ストレージ装置をまたいで自動的に最適制御するソフトウェア「IBM Active Cloud Engine」によって、SANだけでなくNASにおいてもファイルへのアクセス速度を高速化させる。

 最小構成価格は1190万円(税別)で、11月30日から出荷を開始する。

ディスクストレージ製品「IBM Storwize V7000 Unified」 ディスクストレージ製品「IBM Storwize V7000 Unified」

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