日立はクラウドソリューションの新領域として「ビッグデータ利活用サービス」と「スマートインフラサービス」を開始する。
日立製作所(日立)は11月24日、同社が「Harmonious Cloud」として展開するクラウドソリューションに「ビッグデータ利活用サービス」と「スマートインフラサービス」を追加すると発表した。同日より提供を開始する。
取り組みの背景について日立は、今後ビッグデータの活用や社会インフラのスマート化といった分野へのクラウド適用が進むという見通しを挙げている。ビッグデータ利活用サービスでは、企業活動で生成される多量のログやコンテンツデータの収集・蓄積・検索・分析を行う。またスマートインフラサービスにおいては、インフラの制御システムが生み出すデータを解析し、その結果をフィードバックすることでインフラサービスの需要と供給を最適化するという。
日立はこれらの事業をグローバル規模で展開し、2015年度に5000億円規模の売上を目指すとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.