アフラックが営業支援システムをクラウド化、同時にモバイル対応も

タブレット端末でも「Salesforce CRM」が利用できる環境をNECグループが構築した。

» 2011年12月05日 16時17分 公開
[ITmedia]

 NECとNECビッグローブは12月5日、アメリカンファミリー生命保険会社向けに保険窓販担当者(金融機関への営業担当者)の営業活動を支援する「営業支援システム」を構築したことを発表した。タブレット端末で社外からもアクセスできる仕組みとなっている。

 新システムは、セールスフォース・ドットコムの「Salesforce CRM」と、NECビッグローブの「BIGLOBE携帯ビューワ for Salesforce」で構築。Salesforce CRMに金融機関情報、営業活動履歴、営業実績、各種申請・報告などの各コンテンツの基盤を統合。社外ではタブレット端末のWebブラウザからビッグローブのサーバを経由して業務情報を利用できるようにした。アクセスできるのは事前登録された端末のみで、端末内にデータが残らないようにしたという。

 新システム上では営業に関する各種データを連動させ、一覧表示も可能。金融機関の情報や営業担当者のスケジュールといった情報の共有、外出先での各種申請や業務報告などが可能になり、営業活動の効率化が促進されるとしている。

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