ATMで中国銀聯による現金引出しや残高照会ができるサービスを京都銀行が開始した。
京都銀行はATMで銀聯カード(中国のデビットカード)による現金引出しや残高照会ができるサービスを開始した。システムを提供したNTTデータが1月18日に発表した。地方銀行で銀聯カードとのATM連携は初めて。
京都銀行が採用したのは、銀聯とATMを連携させるために必要なソフトウェアから決済ネットワークまでのトータルソリューション。ATMソフトは、暗証番号桁数の6桁対応、ATM表示画面の中国語および英語対応、銀聯が規定しているシステム運用基準に対応した仕様となっている。決済ネットワークについては、銀聯が公式認定するサードパーティサービスプロバイダー、CAFIS(Credit And Finance Information System)のインタフェースを活用することで、金融機関と銀聯との容易な接続を可能にした。
近年の中国旅行者数の急増を受け、既にメガバンクでは銀聯の現金引出しサービスなどを提供している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.