アライドテレシスが企業向けコアスイッチを発表、仮想統合にも対応へ

企業の大規模ネットワークに対応したシャーシ型コアスイッチで、最大1.92テラbpsのバックプレーン容量を備える。

» 2012年03月05日 19時03分 公開
[ITmedia]

 アライドテレシスは3月5日、大規模な企業ネットワーク向けのシャーシ型コアスイッチ新製品「SwitchBlade x8100シリーズ」を発表した。2012年7〜9月期中の出荷(一部2013年7〜9月期)を予定する。

 新製品は、7Uサイズの12スロットシャーシとコントロールファブリックカードと呼ぶ2種類のカードおよび4種類のオプションのラインカードで構成される。シャーシの「AT-SBx8112」はCPUおよび電源が二重化され、コントロールファブリックカードを2スロット、ラインカードを10スロット収容できる。業界標準のコマンド操作に対応。

 コントロールファブリックカードは、スイッチング容量が400Gbpsの「AT-SBx81CFC400」と同960Gbpsの「AT-SBx81CFC960」の2種類。AT-SBx81CFC960を2スロット構成とした場合のバックプレーン容量は1.92テラbpsとなっている。オプションのラインカードは、10/100/1000BASE-T対応の「AT-SBx81GT24」、同PoE対応の「GP24」、SFP対応の「GS24」、SFP+(10GbE)対応の「XS6」の4種類。XS6は6ポート、XS6以外は24ポートを搭載する。

 また同社は、2013年中盤にネットワークスイッチを仮想的に統合する技術「VCS(Virtual Chassis Stack) Plus」をリリースする予定。x8100シリーズで対応する。x8100シリーズに接続されるエッジスイッチやアグリゲーションスイッチなどを一元管理でき、障害検知での対応や構成設定の変更といった管理業務を効率化できるようになるとしている。

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